工場見学の際に見た、働く先輩方の仕事をする真剣な顔が忘れられませんでした。一生懸命に働き、でもどこか楽しんでいるような姿に惹かれ、そんな先輩方と「一緒にものづくりがしたい」「人の暮らしを豊かにできる仕事に携わりたい」と思ったのが入社のきっかけです。

人よりはるかに大きなプレス機械に「金型」と呼ばれる金属の型を取り付け、一枚の金属の板を「抜き」「曲げ」「絞り」などの成形をし、給湯器の本体や給湯器内部のバーナーを生産しています。「品質向上」「生産性向上」を常に意識して業務に取り組んでいます。

当時、私の担当設備は設備停止が数十分の日が続いていました。設備停止があるとその日の加工数が落ちてしまい、設備の生産能力が存分に発揮できていませんでした。「一か月間十分以内」を目標に掲げ、部品の交換や調整、トライを重ね、やっとの思いで達成できた時はやりがいを感じました。